初めてのFX
FXってなに?
FXとは「Foreign Exchange」のことで
日本語に訳すと「外国為替」であり、FXとはその頭文字を取ったものです。
日本国内では「外国為替証拠金取引」と呼ばれています。
FXはとてもシンプルな仕組みで
要は世界の国々の主要な通貨を交換するという取引です。
そして、為替レートが有利に変動したタイミングで再び交換すれば
為替相場が変動した分だけ利益が出るというものです。
海外に行ったことのある人は、日本を出発する時に交換した外貨を、帰国後に日本円へ戻す際
「得した!」または「損した!」と感じたことがありませんか?
それは、交換した外貨に対し、出発時よりも円安が進んでいたり
逆に円高に動いていたりするからです。
FXの取引も、基本的にはそれと同じです。
例えば、1米ドル=100円のレートで10万円を1,000米ドルに交換したが
少し経ってレートが1米ドル=110円に変動したと仮定しましょう。
これは米ドルに対し、日本円の価値が下がった(円安が進んだ)ことを意味しています。
そのタイミングで日本円に戻せば、1,000米ドルに代わって11万円を受け取ることができます。
つまり、為替相場が米ドルに対して円安に動くことで1万円の利益が発生したわけです。
FXの取引も、基本的にはこれと同じ発想で利益を狙うことができるのです。
FXのメリットは?
FXの最大の魅力とも言えるのがレバレッジを利かせられることです。
レバレッジとは、少ない資金でも大きな金額の取引が行えるようになる仕組みです。
FXでは、自分が用意した資金の最大25倍の外貨を取引できます。(国内証券会社)
例えば、1米ドル=100円の時点で1万米ドルを銀行の外貨預金に預けるには
100万円の資金が必要となります。
しかし、FXであれば30万円の元手で1万米ドルを購入することが可能です。
(100万円÷証拠金30万=レバレッジ3.3倍)
さらに、FXではスワップポイントという収益も期待できます。
スワップポイントとは、購入した通貨ペアの金利差に応じて毎日得られる利益です。
例えば、2019年5月末時点で高金利通貨のトルコリラを買うと
決済するまで1万通貨当たり110円が毎日手元に入ってきます。
とにかくポジションを持ち越していれば、1カ月で3,300円
1年で4万150円が自動的に得られるので
これを目的にFXの取引を行っている人も少なくありません。
FXのリスクは?
もちろん、世の中にはメリットしかないというものはあまり存在しないものです。
自分が予想していた方向とは逆に相場が動けば
株式のような他の投資と同じように損失が発生してしまいます。
さらに、レバレッジをかけていれば
利益が何倍にもなったパターンの真逆で、損失も拡大することになります。
そのため、「レバレッジは怖い」というイメージがあるのかもしれません。
しかし、自分の予算に見合った実効レバレッジにとどめていれば
おのずと損失も抑えられてきます。
最初のうちはごく少額の資金にとどめて、実効レバレッジの倍率も一般的に無難だと言われている
3倍以下にするように心がければいいのです。
気軽に始められるのがFXの魅力
大きな利益を期待できる投資と言えば、他にも株式などが思い浮かびますが
初心者でも始めやすいのはどれかという観点に立てば、やはりFXだと言えそうです。
なぜなら、何千もの銘柄の中から値上がりしそうな銘柄を探し出さなければならない株式と比べれば
FX取引の通貨ペア数はかなり限られていて的を絞りやすいからです。
また、世界中で取引されているので、市場も24時間オープンしていますし
通貨ペアによっては数千円という少額から始められます。
デイトレードのような短期売買から
スワップポイントを目当てとした、中長期的なスイングトレードまで
多くの人が自分のペースに合わせて利用できるのがFXの魅力だと言えるでしょう。
なお、更に詳しい内容を知りたい方は
外為オンラインが非常にわかりやすいです。
https://www.gaitameonline.com/fx-info.jsp
参考にどうぞ。